お茶席の着物には、その場に相応したお着物を着られるのが基本的な礼儀でしょう。
初釜、利休忌、口切り、お免状式、新席露、還暦、結納などの茶事に適した一般的なお着物は以下の通りです。参考にして下さい。
- 色留袖:染め抜き日向紋付(五つ・三つ紋)
- 訪問着:染め抜き日向紋付(三つ・一つ紋)
- 色無地:染め抜き日向紋付(三つ・一つ紋)
- 振袖:入紋はご自由に
【※利休忌などの法事には、なるべく華やかさを控えめにされた方が良いでしょう。】
初釜、月釜、点心付き、記念などの茶会や社中の稽古茶事などに適した一般的なお着物は以下のとおりです。参考にして下さい。- 訪問着:染め抜き陰紋付(一つ紋)
- 付下げ:染め抜き陰紋付(一つ紋)
- 色無地:染め抜き陰紋付(一つ紋)
- 小紋:染め抜き陰紋付(一つ紋)に
- 振袖:入紋はご自由に
【※振袖の場合はお茶席の部屋の大きさにも気配りをされた方が良いと思います。】
野点、立礼、お稽古など、趣味的で気楽な茶会に適した一般的なお着物は以下のとおりです。参考にして下さい。- 色無地:入紋はご自由に
- 小紋:入紋はご自由に
- 合繊:入紋はご自由に
- 紬:入紋はご自由に
【※あくまでも一般的な例です。その席に合ったお着物に季節感を取り入れてください。】

手書きの絵羽長襦袢とお茶碗の同柄で作ってみました。
(この柄は桜です。柄は月の花12種類あります。全茶碗付)